LiSAさんを参考に高音発声を解説!
2020.02.02
こんにちは!😊
埼玉県春日部市のボーカルスクール
リトラボーカルクラブの大塚です!
ボイトレしていますか?
今日も楽しく歌ってみましょう!🎤
今日は大人気シンガーのLiSAさんの高音発声について
書いてみたいと思います!
ヨロシクどうぞ🙇♂️
レッスンに選曲される方も多いです!
LiSAさんはご存知ですよね?💦
昨年末の紅白歌合戦にも出場されました!
彼女の魅力は何と言ってもKeyの高さですね。😋
まずはこちらをご覧ください!
何であんなに高い声が出るの??
って思いませんか?
しかも、ただ高い声じゃなくて硬い(強い)💦
これ、ちゃんと理屈があります。
まず、何度もこのブログに書いていますが、
声は
・呼気
・声帯振動
・共鳴
この3つで成り立っています。
LiSAさんの発声の特徴は
・強い呼気
・強い声門閉鎖と声帯伸展運動による張りのある薄い声帯
これらの傾向です。
声を高くする為には、声帯が薄く引き伸ばされ張りが出なくてはなりません。
皆さんも輪ゴムを引っ張って輪ゴムに張りを与えて弾くと
高い音が鳴るのは分りますよね?
逆に緩んだ輪ゴムは低い音が鳴ります。
要は、薄く引き伸ばされ声帯に張りが出ると
そこに呼気が当たった時に空気振動が通常時よりも多くなり声が高くなる
という仕組みです。😅
この声帯が薄くなる運動を声帯伸展(せいたいしんてん)と言います。
声帯伸展の練習はリトラボーカルクラブのYouTubeでも載せていますし、
過去のブログでも貼り付けています。どうぞそちらをご参考ください!
強い声門閉鎖って?
高い声は声帯を薄く引き伸ばして張りを出す声帯伸展運動が必要な事は、
お分りいただけましたか?→不安😭
その薄くなった声帯に呼気を当てる訳ですが、その時、声帯が
しっかりと閉じていれば息漏れが少なくなり、声が硬くなります。
しかし、声門閉鎖が脆弱でしっかりと閉じれない時には、呼気が漏れてしまい
声も息っぽい声になってしまいます。
結果的には声に硬さが現れず柔らかな声となります。
柔らかい声を否定している訳ではありませんよ!💦
ジャンルによっては柔らかい声が絶対に必要なジャンルもありますから!
ただ、LiSAさんをコピーするのであればやはり硬い声の方がハマります。
では、どうしたら強い声門閉鎖を得られるのか。
たくさん声門閉鎖を強化するエクササイズは存在しますが、
濁音で発声するツールは有効かと思います。
僕がよく使うツールは
Gug(ガッ)
実際に「ガッ」って言っていただけると分かると思いますが、
発声の直前に息が止まりますよね?
この時、声門閉鎖が起こります。
「ガッ」で声門閉鎖を起こしながら音階に合わせて発声練習を行うと言う訳ですね。
「ガッ」エクササイズはYouTubeや過去の記事に載っていますので
ぜひ練習してみてくださいね!😃
コツはスタッカートで発声する事です!
そして、強い呼気
本当に大事な事で過去のブログにも書いていますが…
一番初めに呼気の練習からは取り組まない方が良いかと思いますよ💧
もしも、
あなたが声門閉鎖が弱々しかったら…
それは息が過剰に流れてしまい硬い声にはなりません。
もしも、
あなたが声帯伸展ができていなかったら…
それは分厚い声帯に呼気を当てる事になりますので怒鳴り声を誘発してしまいます。
(声帯に過度な負荷をかけてしまい危険です!💧)
先ずは声帯をしっかり閉じ、その上で声帯を薄く引き伸ばし張りを与え、
そして、そこに強い呼気を当てる事でLiSAさんの様な硬くて強い高い声が出ます。
1. 声門閉鎖
2.声帯伸展
3.強い呼気
この順番で練習してみてください!
最後に著者の感想
僕の個人的な感想です。
LiSAさん好きだわー。良い意味で幼さが残るあの歌声。
LiSAさん好きだわー。あんなに声を張れる女性シンガーって貴重です。
LiSAさん好きだわー。顔が。
今日も最後まで読んでいただきどうもありがとうございました!🤗
エクササイズをYouTubeに上げています。是非ご活用ください!
リトラボーカルクラブ
代表/ボイストレーナー
大塚 政幸
ESPミュージカルアカデミー
シンガーソングライターコース卒業
ボーカルを佐藤涼子、ギターを井桁学
各氏に師事
大手ボーカル教室インストラクターを10年以上経験
常時70名の生徒数を抱え年間1700時間のレッスン数
累計700名以上の生徒様が上達を実感
日本音声学会 会員
春日部駅西口 徒歩2分