大きな声ってどう出すの?
2017.04.17
大きな声はどのように作られるのでしょうか?
声の三大要素は以前説明しましたね!
・呼吸(呼気)
・声帯振動
・共鳴
これらのプロセスを経て声が発声されます。
大きな声を出す時の呼吸や声帯の使い方は会話発声での呼吸や声帯の使い方と大きく違います!
まず、大きな声を出すためには声帯振動の振幅を大きくする必要がありますので
声門(左右の声帯どうし)は強く閉鎖させます。
そこに強い呼気を通す事で大きな声帯振動(振幅)を引き起こすと大きな声になります。
当然、共鳴腔も広く使えた方が音の増幅にもつながりますね。😀
・強い声門閉鎖
・強い呼気圧
これが大きな声を出すプロセスです!
もしも厚みのある(野太い)大きな声を作る場合はこれに声帯筋(甲状披裂筋)を厚く使う事で出てきます。
ちなみに普段の生活でも声門閉鎖を強く使う場面はよくありますよ!
・重い物を持つ時(せ〜の‼︎)
・驚いた時、びっくりした時(ギャー‼︎)
ギャーを裏声で出してる人見た事ないですよね😅
・トイレで踏ん張る時😆(まじめに)
これらの時は大きな声出ますー!
リトラボーカルクラブ
代表/ボイストレーナー
大塚 政幸
ESPミュージカルアカデミー
シンガーソングライターコース卒業
ボーカルを佐藤涼子、ギターを井桁学
各氏に師事
大手ボーカル教室インストラクターを10年以上経験
常時70名の生徒数を抱え年間1700時間のレッスン数
累計700名以上の生徒様が上達を実感
日本音声学会 会員
春日部駅西口 徒歩2分